高卒認定試験の特徴と不登校児に対するメリットと注意点

合格科目は試験免除・正解率40%で合格・大学受験資格・低い難易度

高卒認定試験の不登校克服に対するメリットをご説明します。

 

 

特徴1 合格科目は試験科目免除

高卒認定試験とは

高卒認定試験とは

高卒認定試験は正式には、「高等学校卒業程度認定試験」といい、高校を卒業していない人の学習成果を評価し、高校を卒業した者と「同等以上の学力」があるかを認定する試験のことで、文部科学省が実施しています。

 

国家試験の一種で、一般に「高認」と呼ばれ、かつては「大検」と呼ばれていました。

 

試験科目は、国語・地理歴史(2科目)・公民・数学・理科(2科目)・英語の8科目です。

 

一度合格した科目は翌年以降に試験科目から免除となるので、改めて試験を受け直す必要はありません。

 

例えば1年目に4科目合格したならば、翌年は不合格の4科目のみの試験となります。

 

特徴2 40%程度の正解率で合格

解答はすべてマークシート方式で行われ、40%程度の正答率で合格ラインを超えることができるとされています。

 

受験資格は、「受験する年度末までに満16歳以上になる者」となっています。

 

メリット1 大学等の受験資格が得られる

何と言っても高卒認定試験に合格するメリットは、高校を卒業しなくても、大学・短期大学・専門学校・公務員試験・国家資格の受験資格を得ることができることです。

 

不登校で学歴にハンディーキャップを持ってしまった人にとって大学卒という学歴は、特に社会に出るとき、就職活動をするときに非常に有効なものとなります。

 

また、たとえ大学に入学しなくとも、公的には「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」とみなされます。

 

この評価のため、就職の際、地方自治体・民間企業の一部からは、高等学校卒業者と同等に扱われることができます。

 

メリット2 低い難易度

8科目の難易度はそれほど高くなく、中学から高校1年生で学習するような問題内容となっています。

 

これは高卒認定試験というものが、多くの人たちに進学や就職のチャンスを与えるための制度だからで、その難易度は入学試験ほど高くありません。

 

高卒認定試験の不登校児に対する注意点と資料請求

高卒認定試験は合格してもらう試験である事から難易度が大学入試ほど高くないという事で、大学入試まで視野に入れる場合は大学入試レベルに合わせた勉強が必要となります。

 

また高卒認定試験に合格しても最終学歴は中学校卒業のままです。

 

高卒認定試験の注意点と資料請求の情報をご紹介します。

 

注意点1 難易度が低いこと

高卒認定試験の注意点

高卒認定試験の注意点

多くの人に進学や就職のチャンスを与えるための制度が高卒認定試験であるため、難易度は大学入学試験ほど高くありません

 

ここに注意が必要で、つまり高卒認定試験に合格するための勉強では、その後の大学入試試験の勉強としては足らない、ということに注意が必要です。

 

つまり高卒認定試験用の勉強レベルでは、大学の入試試験に合格するのは困難であるという点に注意が必要です。

 

高卒認定試験は「合格してもらう試験」なのに対し、大学入試は「ふるい落とすための試験」なのです。

 

ですから、高卒認定試験に合格することだけを目的とするならば良いですが、その後の大学入試まで視野に入れる場合は、挑戦したい大学の入試レベルに合わせた試験勉強が必要となります。

 

注意点2 最終学歴は中卒のまま

高卒認定試験の合格者は、高校を卒業した人と同等以上の学力があると認められます。

 

しかし、高校の課程を修了していないので、その後大学に進学しない限りは最終学歴は中学校卒業のままになります。

 

最終学歴で高校卒業が欲しい人は、高卒認定試験と通信制高校の両方を検討されると良いでしょう。

 

高卒認定試験コースもある通信制高校に関しては、こちらのページ「不登校児にとって強い味方となってくれる通信制高校のメリット」でご紹介していますのでご参照ください。

 

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