家庭教師として生徒のレベルを把握し一つ一つ確認し学習指導

基礎力の欠如がもたらす意味 : 日本語がわからない怖さ

とりあえず私は家庭教師として、彼女のレベルを把握しようとしました。

 

数学は四則演算ができるくらい。

 

分数や小数点の掛け算になると、だいぶあやしいです。

 

 

生徒のレベルを把握することから

生徒のレベルを把握

生徒のレベルを把握

マイナスの概念も理解できていませんでした。

 

国語は更にひどく、まず教科書は読めません。

 

「おじ」「姪」などの理解もあやふやで、漢字のレベルは小学校4年生程度です。

 

「来る」と「行く」の違いもはっきりしていないため、「Bちゃんが学校から(私)の家に行く」「私が学校に来る」などの間違いがあります。

 

理科や社会の点数の低さは、国語力の致命的な欠如にあります。

 

つまり、教科書や問題文が読めないのです。

 

この学力レベルだと、1年みっちりプロの家庭教師に教わっても、志望高校突破は難しいでしょう。

 

一つ一つの確認

とりあえず、「一般的な日本語を身につける」ことから始めなければなりません。

 

小学校3年生のワークドリルでの正答率が80パーセント、4年生になると65パーセント程度になります。

 

主語述語の組み立てや成り立ちから教えるとともに、わからない言葉はこまめに辞書をひかせます。

 

辞書の説明でもわからない語句が出てくるので、更にそれを調べさせ、最後に自分の言葉で意味をまとめるのです。

 

子供向けの絵本を読み聞かせしながら、「今、ここには誰と誰がいる?」「ここの場所はどこ?」など、一つ一つ確認していくところからのスタートでした。

 

知的障害や学習障害はないのですが、著しく学力が低い場合、「今の問題が出来ない」のではなく、このようにそれ以前の小学校レベルで止まっている可能性もあるのです。

 

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