不登校の期間が長いほど単位修得に家庭教師の学習指導がお勧め
全日制でも通信制でも、単位を落としてしまっては先に進めません。しかし、この単位というものがイマイチよく分からないという人もいるのではないでしょうか。
単位とは

単位について
単位というのは、科目ごとの学習量です。
単位はどの科目も同じではないので、苦手な科目でもきちんと修得しなければ卒業できなくなってしまいます。
全日制の高校でも単位を落とすと留年になってしまうのですが、学校や学年によって授業時間が異なる事から、科目ごとに必要な単位も違ってくるのです。
しかし、通信制高校は、標準単位数が基本となっているので、学校によって大きな差はありません。
標準単位数とは
標準単位数というのは、高等学校学習指導要領で定められている単位のことで、ここで定められた単位を修得することが通信制高校での目的となります。
標準単位数ももちろん各科目ごとに違いますし、国語でも国語表現は2単位、国語総合は4単位というように、同じ科目でも必要な単位が異なるのです。
単位の修得方法というのは、全日制の場合、週1時間の授業を1年間受ければ1単位修得したということになります。
単位認定試験合格で単位修得
例えば、1週間のうち数学が4時間あったとします。
それを1年間受け、中間テストや期末テストで合格点をとれて4単位を修得できたということになるのです。
しかし、通信制の場合、1年間に4回スクーリングで数学の授業を受け、必要な数だけのレポートを提出し、単位認定試験に合格して4単位修得できたということになるのです。
そして、各科目の合計が74単位あって、なおかつ3年以上在籍すれば卒業になります。
全日制では1週間に4回の授業ですが、通信制では1年に4回の授業でいいのですが、その分レポートの提出をしなければいけないのです。
単位を修得のためのレポートと勉強指導と社会性を学ぶスクーリング
通信制高校は、レポートの提出とスクーリングと単位認定試験の繰り返しになります。
通信制高校で出されるレポートは、報告レポートではなく問題を解いていくものになります。
スクーリングでは、学校に訪れて面接指導を受け、勉強の指導だけではなく、社会性や社交性を学ぶ機会としても設けられています。
単位修得のためのレポート

単位修得のレポート
通信制高校で出されるレポートというのは、大学などで出されるようなレポートではなく、問題を解いていくというものになります。
それを自宅で行なって郵送などで提出し、先生の添削を受けるのです。
このレポートは、自宅で教科書を見ながらじっくりと解くこともできるのです。
レポートというのは、どれだけ内容を理解できているかを確認する意味があるのですね。
レポートの提出回数も決まっており、各教科ごとにその回数も違います。
国語や社会、数学のような教科は、1単位を修得するために3回のレポート提出が必要になるのです。
もしも、3単位修得すためには、9回レポートの提出をしなければいけないことになります。
進研ゼミのように自宅で問題を解いて提出するものと同様に、最初は順調に進められても、次第におろそかになっていくことが多く、3年間で卒業を目指すにはかなりの覚悟がいるのが通信制なのです。
勉強指導と社会性を学ぶスクーリング
レポートの提出と同様に、必ず行なわなければいけないのがスクーリングです。
通信制高校=学校に行かなくていいと思っている人もいるようですが、登校日のように学校に訪れて面接指導を受ける機会があるのです。
私立では、メディアを利用して実際の登校回数を減らしているところもあるようですが、公立では、定期的に登校するように決められています。
レポート作成時に分からなかったところや理解できていないと判断された点の指導を受けることができます。
また、同じ学校に通う者同士が交流する唯一の機会です。
スクーリングは、勉強の指導だけではなく、社会性や社交性を学ぶ機会としても重要な時間なのです。
家庭教師の学習指導で確実な単位取得を
通信制高校は3年間で74単位以上修得で卒業です。
不登校となり、すぐに通信制高校に入学するケースでは大きな問題とならない場合もありますが、学校から、そして勉強をするという事から暫く遠ざかっていると、何をどうしたら良いのか、何からスタートし何を聞き何を確認して回答しないとならないのか分からない、または頭の整理が出来ないケースも少なくありません。
学校から離れた期間が長ければ長いほど、途方に暮れてしまうことになります。
そんな不登校の子どもには、どうやって調べるのか、何が分からないのか、どうやって回答をすれば良いのかの勉強のイロハから個人的に学習指導をしてくれる家庭教師の役目はピッタリです。
通信制高校の確実な単位取得に家庭教師の役目を利用する事をお勧めします。
不登校に家庭教師を付け通信制高校卒業から大学入学を目指す
昔は、中学校を卒業してすぐに働く子どもも少なくありませんでした。
また、数年前までは、中学校卒業後は、私立公立どちらかの全日制の高校に通うのが当たり前のようになっていました。
しかし最近では、通信制高校を選択する人の数が増加傾向にあるのです。
ライフスタイルと通信制高校

ライフスタイルと
通信制高校
現在は、人によりライフスタイルが大きく違う世の中になってきました。
みんなが同じ方向に歩むことを良しとする時代ではなくなり、それぞれの個性というものが尊重されるようになってきているのです。
そんな中で、自分のライフスタイルに合わせて学ぶことのできる通信制高校を選択するということが多くなっているのでしょう。
また以前は、通信制高校=引きこもり、怠け者、暗いというイメージを持つ人が多かったのですが、最近では通信制高校に対する認識も変わってきており通いやすくなったともいえるのかもしれません。
コースが多様化し全国対応する通信制高校
通信制高校に対する認識が変わってきた背景には、コースの多様化があるのではないでしょうか。
働きながら通う人のためのコースや、デザイン系のコース、美容系のコース、芸能系のコースなど、進学のためだけに勉強する場ではなくなっているのです。
時間に余裕を持つ事のできる通信制では、高校の授業を受けるのはもちろんですが、余った時間を自分の夢や趣味のために時間を費やせるようになっているのです。
もちろん大学に進むため、就職するためのコースもあります。
また最近は、広域通信制高校も増えてきており、全国で自分に合いそうな学校を見つけることもできるのです。
さらに、少子化の時代に学校数を増やしているのは、不登校児の受け皿にもなりつつあることからも、通信制高校の必要性も高まっているということなのかもしれません。
通信制高校は一般的な高校と同じ 高校卒業資格に変わりはない
高校の通い方には、全日制と定時制と通信制という選択肢があります。
通信制高校を卒業すれば全日制の高校卒業資格と同一の資格となります。
一般的な高校と同しで、高校卒業資格に何ら変わりはありません。通信制高校卒業という学歴は、就職でも不利となる事はありません。
劣るところは無い通信制高校

一般的な高校と同じ
全日制は、平日の昼間学校へ通い、定時制は、平日の夜間学校へ通い、通信制は、自宅学習がメインとなります。
授業の受け方や学び方、時間が違うだけでなく、単位の修得の仕方なども一般的な高校とは違いや特徴があります。
世間の意見としては、全日制の高校に通うのが一般的であり、通信制高校は勉強についていけない子や不登校児が選ぶものであるというイメージがあるようです。
また、毎日先生からの授業を受けている一般的な高校とは違い、自宅学習を行っていることで学力も劣っているのではないかと思われることもあるでしょう。
しかし、通信制高校と一般的な高校とどちらが劣っているということはありません。
就職に不利とはならない通信制高校
通信制高校であってもきちんと決められたレポートを提出し、スクーリングといって授業を受ける機会もあります。
クラブ活動や体育祭、文化祭など、一般的な高校で行なわれるような行事もあり、そういった特別活動にも参加しなければいけないというルールもあるので、引きこもってばかりであるということもないのです。
また、自宅学習をするという点から、社会性などが育たないのではないかと思われるかもしれませんが、通信制高校では社会性や自立心を養うことのできる機会も設けられています。
通信制高校は、一般的な高校に比べると就職に不利なのではないかと思われることもあるのですが、最近ではそういったこともなくなってきました。
通信制高校の増加や、様々なコースの設置などから、通信制高校に対するイメージもどんどん変わってきており、全日制の卒業と通信制の卒業ではどちらも高等学校卒業という資格には変わりはないのです。
こちらの「 通信制高校の不登校児に対する注意点と資料請求 」から資料請求し、検討される事をお勧めします。
家庭教師との二人三脚で大学受験を目指す
繰り返しお伝えしてるように通信制高校卒業は全日制高校卒業と同一の資格です。
このカテゴリーでお勧めしている通信制高校+家庭教師という組み合わせは、不登校というハンディーキャップを跳ね返し、通信制高校入学当初から大学入試を目指す事が可能であるという大きなメリットがあります。
高校卒業という学歴を得るだけではなく、それまで家庭教師と共に作りあげた学習姿勢で、次のステップである大学入試に挑戦する事をお勧めします。
それまでの家庭教師との人間関係と師弟関係があれば、入試に合格し大学に進学できる可能性は非常に大きくなっている筈です。
不登校を克服し大卒という学歴を手にしましょう!
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