家庭教師に不登校の高卒認定試験と大学入試合格サポートを依頼する
いじめや勉強面でのコンプレックスなど、学校に行けなくなってしまう不登校の理由は人それぞれなのですが、そんな不登校児の数は決して少なくありません。
高校卒業資格が必要な大学受験

大学受験が可能に
一度学校に行けなくなってしまうと再び学校に通うということはかなり難しく、そのまま学校に行けなくなってしまう子もいます。
日本の法律では、中学校までは義務教育とされているので、学校に行くことができなくても卒業をすることはできます。
しかし、それ以降、高校になると出席日数や基準となる点数を取ることができなければ卒業はおろか進級することさえもできません。
ましてや大学ともなれば言わずもがなでしょう。
しかし、大人になってから将来の目標ができたり、大学へ進学したいと考えるようになったりするケースもあると思います。
ただし、高校卒業の資格がなければ大学を受験することも出来ません。
不登校児が大学入試に挑戦するために
それでは、一度不登校になってしまった子どもは進学して夢をかなえることができないのでしょうか。
そんな子どもたちにとって希望となってくれる制度が「高卒認定試験」です。
高卒認定試験は正確には高卒と同等の資格だというわけではありませんが、高卒認定試験に合格することによって、大学を受験して進学する資格を得ることができるというものです。
子どものころ不登校を経験していても、高校を卒業していなくても、高卒認定試験を受けることで、その後の道を切り開くことができる。
高卒認定試験は、そんな子どもたちの救いとなるものなのです。
高卒認定試験の特長 出席日数不足・全日制に通えない
高卒認定試験は、何らかの理由があって高校を卒業することができなかったという人でも、この試験を受けることで大学の受験、進学が可能となる試験で現役の高校生でも受ける事が出来ます。
登校児のみならず、出席日数が足らず卒業が遅れてしまう生徒や全日制の高校に通うことが難しい生徒にとってメリットのある制度と言えるでしょう。
将来を切り開く希望の道

希望の道
高卒認定試験は、不登校児童など学校に通えなくなってしまった子どもにとっては将来を切り開くことができる希望の道でもあります。
また、高校を中退してしまった人がもう一度勉強し直したいと思ったときにも有効に利用できるシステムでもあります。
勉強したいという気持ちを持つ人にとっての強い味方である高卒認定試験のメリットは、それだけではありません。
実は現役の高校生でも高卒認定試験を受けることができるということをご存知でしょうか。
この制度は、例えば高校在学中の語学留学を希望する生徒にとっても大きな魅力を持っています。
出席日数が足らない・全日制高校に通えない不登校児にも
通常、語学留学をして日本の高校を離れた期間がある場合、その期間は休学扱いとなり、出席日数が足らない場合は卒業が遅れてしまうということになります。
しかし、留学前に高卒認定試験に合格しておくことで、留学期間を終えて戻ってきて出席日数が満たなくても、そのまま卒業、進学をすることができるのです。
もっと学びたいという人にとっては、時間を有効に活用することができる魅力的な方法です。
また、芸能活動やスポーツ選手として活動するなど、全日制の高校に通うことが難しい生徒も中にはいると思います。
学校で勉強することも確かに大切ですが、自分の出来ることに自信を持って活動できるということも素晴らしいことです。
そんな生徒にとっても、高卒認定試験はとてもありがたい存在となることでしょう。
高卒認定試験は、学びたいという気持ちを持つ人々にとって、その希望を叶えるための大きな足掛かりとなってくれる制度です。
家庭教師に高卒認定試験合格のサポートを依頼する
不登校となった子どもに家庭教師を付ける事には様々なメリットがありますが、高校を卒業できない、高卒という学歴を手にする事が出来な状況となった場合、高卒認定試験合格のサポートを依頼する事で大学入試に挑戦する事が可能となります。
さらには高卒認定試験合格で、公務員試験、国家試験への受験資格を得る事も出来ます。
高卒認定試験は、40%程の正解率で合格となり難易度が低い合格させるための試験ですが、しかし可能であれば家庭教師からの学習指導を受けた方が有利である事に間違いはありません。
さらに、その後大学への進学を考えるならば、高卒認定試験合格のための勉強にとどまらず大学入試対策用の勉強をすべきで、不登校となった子どもが大学を目指すならば家庭教師を付けて入試専用の学習指導を受けるべきです。
家庭教師に、高卒認定試験合格、そして大学入試合格のためのサポートを依頼する事をお勧めします。
高卒認定試験の特徴と不登校児に対するメリットと注意点
高卒認定試験の不登校児に対するメリットとして、一度合格した科目は翌年以降試験科目免除となり40%程度の正解率で合格する事、大学・短期大学・専門学校・公務員試験・国家資格等の受験資格が得られる事が挙げられます。
高卒認定試験の不登校克服に対するメリットをご説明します。
特徴1 合格科目は試験科目免除

高卒認定試験とは
高卒認定試験は正式には、「高等学校卒業程度認定試験」といい、高校を卒業していない人の学習成果を評価し、高校を卒業した者と「同等以上の学力」があるかを認定する試験のことで、文部科学省が実施しています。
国家試験の一種で、一般に「高認」と呼ばれ、かつては「大検」と呼ばれていました。
試験科目は、国語・地理歴史(2科目)・公民・数学・理科(2科目)・英語の8科目です。
一度合格した科目は翌年以降に試験科目から免除となるので、改めて試験を受け直す必要はありません。
例えば1年目に4科目合格したならば、翌年は不合格の4科目のみの試験となります。
特徴2 40%程度の正解率で合格
解答はすべてマークシート方式で行われ、40%程度の正答率で合格ラインを超えることができるとされています。
受験資格は、「受験する年度末までに満16歳以上になる者」となっています。
メリット1 大学等の受験資格が得られる
何と言っても高卒認定試験に合格するメリットは、高校を卒業しなくても、大学・短期大学・専門学校・公務員試験・国家資格の受験資格を得ることができることです。
不登校で学歴にハンディーキャップを持ってしまった人にとって大学卒という学歴は、特に社会に出るとき、就職活動をするときに非常に有効なものとなります。
また、たとえ大学に入学しなくとも、公的には「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」とみなされます。
この評価のため、就職の際、地方自治体・民間企業の一部からは、高等学校卒業者と同等に扱われることができます。
メリット2 低い難易度
8科目の難易度はそれほど高くなく、中学から高校1年生で学習するような問題内容となっています。
これは高卒認定試験というものが、多くの人たちに進学や就職のチャンスを与えるための制度だからで、その難易度は入学試験ほど高くありません。
高卒認定試験の不登校児に対する注意点と資料請求
高卒認定試験は合格してもらう試験である事から難易度が大学入試ほど高くないという事で、大学入試まで視野に入れる場合は大学入試レベルに合わせた勉強が必要となります。
また高卒認定試験に合格しても最終学歴は中学校卒業のままです。
高卒認定試験の注意点と資料請求の情報をご紹介します。
注意点1 難易度が低いこと

高卒認定試験の注意点
多くの人に進学や就職のチャンスを与えるための制度が高卒認定試験であるため、難易度は大学入学試験ほど高くありません。
ここに注意が必要で、つまり高卒認定試験に合格するための勉強では、その後の大学入試試験の勉強としては足らない、ということに注意が必要です。
つまり高卒認定試験用の勉強レベルでは、大学の入試試験に合格するのは困難であるという点に注意が必要です。
高卒認定試験は「合格してもらう試験」なのに対し、大学入試は「ふるい落とすための試験」なのです。
ですから、高卒認定試験に合格することだけを目的とするならば良いですが、その後の大学入試まで視野に入れる場合は、挑戦したい大学の入試レベルに合わせた試験勉強が必要となります。
注意点2 最終学歴は中卒のまま
高卒認定試験の合格者は、高校を卒業した人と同等以上の学力があると認められます。
しかし、高校の課程を修了していないので、その後大学に進学しない限りは最終学歴は中学校卒業のままになります。
最終学歴で高校卒業が欲しい人は、高卒認定試験と通信制高校の両方を検討されると良いでしょう。
高卒認定試験コースもある通信制高校に関しては、こちらのページ「不登校児にとって強い味方となってくれる通信制高校のメリット」でご紹介していますのでご参照ください。
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