発達障害の子どもは文字の読み書きや文章をまとめる事が苦手

“他の同級生たちより勉強ができない”と感じたら発達障害かも?

最近では“発達障害”という言葉が頻繁に聞かれるようになりましたが、“発達障害”であると判断する基準はどういったポイントとなるのでしょうか?

 

知的障害・学習障害・自閉症を含む“発達障害”の場合、子どもたちは学校の勉強についていくことができず、「自分は勉強ができない子なのだ」と落ち込んでいたり、投げやりな気持ちになっていたりするケースが少なくありません。

 

 

読み書きが苦手な発達障害の子ども

発達障害は読み書きと長い文章が苦手

発達障害は読み書きと
長い文章が苦手

“発達障害”を持っている場合には、同級生たちと同じペースで学習を進めていくことができません。

 

同級生たちよりも、学習のペースが遅れてしまう原因の多くは“読み書きが苦手”ということにあります。

 

発達障害を持つ子どもたちは“脳”の働きが少し違っていて、視覚や聴覚など様々な感覚も少し違ってきますので同級生たちと同じように勉強をしていても同じペースで覚えていくことができません。

 

学習するために必要なことは“文字の読み書き”であり、小学校に入ると文字を学ぶことから始めます。

 

文字の読み書きをマスターしてから様々な学習を進めていきますが、発達障害を持っていて文字の習得から苦戦してしまうと、同級生たちが読み書きをマスターしていても自分は読み書きの学習の段階で躓いてしまっているため、授業が次の学習に入っても理解することができなくなってしまうのです。

 

こうして、発達障害の子どもの勉強の遅れは、ますますと大きくなってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

 

長い文章の意味が把握できず要約ができない

発達障害を持っていると、長い文章を理解し要約することも困難になります。

 

文章を読み進めていくうちに初めに書いてあった内容を忘れてしまっているので、覚えている内容は最期の文章だけという状態となってしまい、文章全体を要約ができないのです。

 

もちろん、発達障害を持っていても理解できるような方法でペースを合わせて学習していけば読み書きも文章の要約もできるようになります。

 

周りの音や光で気が散ってしまい勉強に集注できない

発達障害を持つ子どもたちは、学校の授業中や家庭での学習に神経を集中していることができません。

 

学校での授業中でも、授業の初めのうちは学習に集中していても、教室に差し込むキラキラした太陽の光や、外から聞こえてくる車の音や鳥の声などに意識が向いてしまい、先生の授業よりも、自分の意識の向いた、自分が興味を持つモノへと関心が高まり、結果的に学習に集中できなくなってしまいます。

 

そういった意味では、発達障害を持つ子どもは精神が非常に純粋、ピュアなスピリットの持ち主であるともいえます。

 

キラキラしたものが好きな発達障害の子ども

発達障害は自分の興味を優先する

発達障害は自分の
興味を優先する

発達障害を持っている子どもたちは、他の子どもたちと脳の機能が少し違うために、周りの子どもたちが特に気にも留めないようなものに、大いに興味を持ちます。

 

例えば、太陽の光が水に反射してキラキラしている様子に興味を持つと、それが楽しくなって時間を忘れて眺めている、観察しているのです。

 

学校の授業中に教室の窓の外から太陽の光が入ってきて、キラキラと水や植物に反射しているのを見つければ、その後は授業など耳に入らず、そのキラキラとしら光を眺めています。

 

先生の言うことが聞こえていないのですから、学校の授業に付いていけなくなります。

 

自分の興味が優先になってしまう

発達障害を持つ子どもたちも、特に悪意があって学習に神経を集中していないわけではなく、脳の作りが少し違うために、他の子どもたちが気にも留めないことが気になって仕方なくなってしまうのです。

 

私たちが悩んでいるときに、そればかり考えてしまい仕事や家事、勉強が疎かになってしまうことと似ています。

 

また誰でも、自分が好きなことを優先する、したいことをするという気持ちは同じです。

 

誰しも、試験勉強中に誘惑に勝てずテレビを観たり、遊んでしまった経験は持っているはずです。

 

違いは、その勉強を「さぼった」ことに関する一種の罪悪感があるかないかで、発達障害を持つ子どもは全く罪悪感を感じません。

 

大人になってくれば、気になって仕方ないことがあっても、後のことを考えて致し方なくできること、仕事に支障を出さないように努力することができます。

 

しかし、発達障害を持つ幼い子どもたちには対処の方法もわかりませんので、大人たちが上手くサポートしてあげることが大切です。

 

前のページ

次のページ

facebook はてなブックマーク