好きな事には異様なほど興味を示す発達障害の子どもの特徴

自分の好きなこと興味を持ったものには熱中して取り組む

学校の授業でも家庭での勉強でも、すぐに別のところに意識がいってしまい気が散ってしまったり、集中力が欠けてしまったりということが発達障害の子どもたちの特徴ですが、こういった子どもたちは自分が好きなことには異様なまでに興味を示し、抜群の集中力を発揮します。

 

 

興味津々な発達障害の子ども

抜群の記憶力を持つ発達障害

抜群の記憶力を
持つ発達障害

私たちも自分が好きなことを趣味にして、休日を使って好きなことをしてストレスを発散しリフレッシュすることがあります。

 

発達障害を持つ子どもたちは、自分の好きなことには熱心に取り組みますが、幼いために“どこまで熱中したらいいのか”という程度が理解できていません。

 

興味のあることに熱中しすぎてしまい、他の同級生たちに不気味がられたり、いじめられたりしてしまうこともありますので、周りの大人たちが上手にサポートしていくことが重要であり、大人たちの役目でもあります。

 

もちろん、何かに熱中することは良いことですし邪魔をする必要はありません。

 

しかし、熱中しすぎて学習が疎かになり、学習不足で大人になってから日常生活を送れなくなってしまっては困るため、熱中しているものを上手く利用して学習を進めていくことが大切です。

 

好きなものは覚える

発達障害のある子どもたちは、自分の好きな物ごとに対しては抜群の記憶力を発揮します。

 

例えば、自動車が好きという子どもは日本だけではなく海外のメーカーや車種などを全て暗記していますし、クラシックカーの名前や年式だけではなく歴史まで暗記しています。

 

その記憶力を学習に生かせればいいのにと嘆いてしまう方もいるようですが、興味のあることを利用して日常生活に必要な学習をすればいいのです。

 

有名なところでは、タレントで慶應義塾大学法学部政治学科卒業のミッツ・マングローブさんは、自ら発達障害であったことを公表していますし、早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業の経済評論家(公認会計士)の勝間和代さんもADHD(注意欠陥多動性障害)であったと公言されています。

 

実際に発達障害を持ちながらも、周囲の大人や学校の教師、また家庭教師から適切な学習指導を受けたことにより、学校での成績がバツグンとなった事例は少なくありません。

 

発達障害の子どもには学校の授業のペースは苦痛

学習障害を持っている子どもたちは、文字の読み書きを習得する段階で他の同級生たちよりも遅れています。

 

他の同級生が次の学習に進んでいても、読み書きで苦戦しているために学習することをツマラナイと感じるのです。

 

さらには、自分に自信を無くしてしまい、笑顔を失くしていることもあります。

 

学校がまったく面白くない

学校嫌いになりやすい発達障害

学校嫌いになりやすい
発達障害

誰しもが同じなのですが、勉強や学習というものは自分が理解したときに初めて“楽しい”と感じるものです。

 

小さなことへの理解を積み重ねることで、学習することに深みが増していきますし、勉強をすることを“楽しい”と感じるのです。

 

学習の原点である“読み書き”の段階で充分な理解ができていない発達障害の子どもたちにとっては、その先の学習をしても、理解できないどころか、何を言っているのかもわかりませんので楽しいはずがありません。

 

自分が興味を持てること以外のことに関しては、全く学ぶ楽しさを知りません。

 

あなたは自分が“楽しくない”と思うことをしたいですか?

 

興味がないことに“楽しみ”を感じますか?

 

理解できずに“楽しくない”学習や勉強では頑張ろうという気持ちも起きませんし、まだ幼い子どもにとっては苦痛でしかないでしょう。

 

イタズラをしてしまう

授業を理解できず学習することを“楽しくない”と感じていると、授業に集中するはずもなく暇を持て余しています。

 

授業中に暇になってしまうために、隣の席の友だちに話しかけたり、イタズラをしたり席を立って外に出るなどの行動をしてしまうのです。

 

学校の授業中にイタズラをしてしまう根本的な理由は、学習を理解できていないことですので、その子たちのペースに合わせて理解してから次の学習に進んでいくことが大切です。

 

子どもが発達障害を持っていることに気が付いた時点で、既に学校の授業から遅れが出ている場合、その遅れている分を、時間をかけてでも全て丁寧に1つ1つ埋めてから次に移るという補修の学習が必要です。

 

欠落した部分を補修学習で埋めることをせずに、イッキに遅れを取り戻すことは出来ませんし、発達障害を持つ子どもにさらなる苦痛を与えてしまい、ますます学習する、勉強することに楽しみを見いだせず、ひいては学校嫌いとなる可能性も大きくなります。

 

親の焦りは、発達障害の子どもには非常に危険です。

 

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